2020年12月25日金曜日

コピペ 辛坊治郎氏が安倍前首相の“ウソ”指摘 夕食会費用補てん問題に「多分、大まかに知っていたと思う」 スポーツニッポン新聞社 2020/12/25 18:53

フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)が25日、読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」(月〜金曜後4・47)に出演し、安倍晋三前首相の国会答弁に対して指摘した。

 安倍前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補てん問題について、前首相は補てんの事実については「知らなかった」と繰り返し強調したことを受け、辛坊氏は「本人に聞くと、強く否定するだろうと思いますが」と前置きしたうえで、「多分、大まかな全体像は知っていたと思います」と主張した。そのうえで金銭が発生する補てんへの意識の低さを問題視して、「20年前なら、それが通用したかもしれませんが、今はそれが通用する時代ではない。それを肝に銘じないと。多くの方、昔ながらの政治家は、似たような意識なんだろうと思います」と、一部推測ながらも事態の様相を解説した。

 この日は、立憲民主党の辻元清美氏が、衆院議運委で夕食会会場となったホテルが発行した明細書の提示を改めて要求。安倍前首相は「明細書の公表は営業上の秘密に当たる」とするホテル側の説明を理由に拒否した。この件について、辛坊氏は「ホテルの明細がなぜ重要かというと、1回あたりパーティーでだいたい180万円ぐらい補てんしている。飲食に関しての補てんが入っていると、利益供与になる可能性がある。実は補てんしている180万円が全て会場費だった場合、帳簿の見直しだけで済むが、もし、180万のいくらかでも飲食に使われているとなると、利益供与となって、ちょっと様相が違ってくる。だから、出したくないんだろうというところがあるのでは」と鋭く指摘した。

 明細書は、ホテルへの支払いと会費収入の差額を補てんした裏付けとなるため、これまでの国会審議で野党側が提出を求めていた。