2012年1月29日日曜日

Always 64'

いい映画です。
誰も死ななくても、世界が終わらなくても泣ける話って作れるんだ。
やるじゃん、日本映画。
 
今回のハードルは更に上がって、「血が繋がらなくて、一緒に居られなくても家族」。
家族って何だろうと考えさせられます。
 
Always Coming Homeの大谷の暮らしに似ているかも。
ご近所同士がお互いに関心を持つというのは、若い頃はうざく感じるけど、必要なことなのでしょう。
 
みんなが幸せになりますように。
全てが良くなりますように。

2012年1月22日日曜日

遅読の悦び

先日ご紹介したAlways Coming Homeは日本語版で読んだのですが、ルグィンさんのペーパーバックは読み続けています。
1冊読むのに1ヶ月近くかかるので、短篇集でないと内容を覚えておけません。
 
しかし、この母語でないからこその「ゆっくり読む」ことが心地よいことに気がつきました。
読むこと自体に想像力が必要ですが、不慣れな言葉で読むと更に想像力を使います。
 
速読術こそ使わないものの、早く結末を知りたくて慌てて読む私のこれまでのスタイルとは相反する読書です。
なのに、何故かこれまでにない、読む悦びを感じるのです。
 
コンテンツが凄いというわけではないのですが、読むことがすごく嬉しいのです。
今までいろんなストーリーを消費し続けてきたのはこの時のためだったのかと大袈裟だけど感じます。
 
ルグィンさんの本がすごいのは、本には依りますが翻訳版でもパワーが減らないことです。
特別なことでなく、日常の何気ない話の方が輝いているのも不思議です。
 
本を読むだけでこんなに幸せを感じてしまっていいのでしょうか。
これじゃあ、幸せを誰かと分け合えないかも。
 
とりあえず、mixiのルグィンさんファンのコミュニティに参加しました。
 

2012年1月8日日曜日

お正月の残りの食材を使うために

カレーを作りました。
今回が一番いい出来でしたが、「これを消化・分解・吸収するのは大変そう」と考えてしまう自分が悲しいです。
こんな時、歳を感じます。
 
実際はそんなに大変ではないみたいですが。
 
健康診断で、他の数値は問題ないのにLDLコレステロール値だけが基準値をはみ出していて「脂質異常症」と診断されていたのが気になります。
肉とか魚介とか殆ど食べないのに、どこからコレステロールがやってくるのか…
 
チョコや調理パン(主に甘いの)に動物性脂肪を使ってあるのかな。
そう言えば、アメリカでは激甘のものすごく体に悪そうなパンやお菓子にも「トランス脂肪酸不使用」って書いてありました。
 
ルグィンさんの邦訳本で「オールウェイズ・カミングホーム」(上・下とも500頁ほど)がすごく面白くて、人と世界の関わり方を考えるのに必要なテキストだと思います。
機会があったら図書館で借りてでも読んでみてください。

2012年1月3日火曜日

明けましておめでとうございます。

料理して、ビデオ観て、本を読んで、買出し以外は殆ど出かけずに過ごしました。
ポトフと豆メインのミネストローネとカレーを2回ずつつくりました。
 
例によって自分で作ると量が多くなりすぎて、食べるのが大変でした。
特別美味しいというわけではないけど、鍋が新しいせいか次に作りたいものが浮かんできています。
 
ミッション・インポッシブルは期待を裏切らない出来でした。
よく毎回こんな不可能ミッションを思いつくものです。
 
こちらに来て初めて雪じゃないお正月を迎えました。
時折陽もさして、何だか良い1年になりそうな予感を勝手に抱いています。