2009年11月29日日曜日

仮面ライダーW

こっちに来てから、平日の昼間放送ということもあって、遠ざかっていた平成ライダーシリーズでしたが、今の建物にはケーブルテレビが備え付けてあるので、日曜の朝に見ることができるようになりました。
以前には考えられない、リアルタイム視聴を楽しんでいます。

今回のライダーは、2人の若者が一人のライダーになります(バロムワンみたいに)。
左右の色が、サイクロンとジョーカーで違うので、キカイダーみたい(赤と青の時もあるので正に)。

離れていてもOKというか、一人は抜け殻になるので、離れていないと困ります。
体担当の翔太郎くんがベルトを出すと、パートナーのフィリップくんの元にもベルトが現れて。

オープニングは上木彩矢でかっこいいし、映画も観たい今日この頃です。

しかし、一番嬉しいのは、中身の人がアギトの時から変わっていないこと。
響鬼の時だけは、マジレッドの中に入ってたけど、そして、戦隊シリーズ最高(当時)を記録したけど。
もう10年目だと思って今調べてみたら、何と41歳でした。

カクレンジャー(ケイン・コスギが出てた)の頃からレッドに入っていたそうです。
永井大くんがレッドをやってたタイムレンジャーの中身もこの人でした。

すげ~、41歳であの動き。しかも本人もかっこいいのです。

益々応援せねば。

ところで、フィリップ君の検索能力欲し~(甲殻機動隊の電脳的)

更に、ところで、「なくもんか」を観てハムカツは無理だから、ソースカツを食べたくなりました。
じろうさん、よろしくお願いします。

2009年11月8日日曜日

「あるキング」

今年「フィッシュストーリー」、「重力ピエロ」と相次いで映画化された伊坂幸太郎さんの今年の1作目です。

王たる資質を持つ者が現れた場合、周りの凡人はどう行動するのか(野球編)。

良く分かるし、私もそうであろう気がするんですけど、伊坂さんにしては読後感が良くないのです。

シェイクスピアが引用されているけど、「ファウスト」な感じでした。

少し落ち込み気味になったので、「銀魂」でも見て、アホ笑いします。


追記:ストーリーには引き込まれるので、一気読みしましたよ、一応言っておきますが。

2009年11月1日日曜日

「沈まぬ太陽」

今日は、危険物取扱者乙四の試験でした。
思いのほか早く、35分で退出したので(決して出来が良い訳ではありません)、映画が安い日でもあるし、観に行きました。

上映時間3時間30分(途中休憩10分を含む)には正直ひるみましたが、待ち時間が一番少ない作品だったこともあり、入りました。

日曜日の上に安い日でもあるせいか、今まで見たことのない盛況ぶりでした。
(いつも、平日の安い日に行くので、ひどい時は他に2人しかいないこともありました)

ご存知かとは思いますが、全編が痛々しいストーリーです。
ひたすら逆境に耐える渡辺謙さんが見ていて辛いです。
 
映画「ぐるりのこと」でぐっと評価を上げた、日本一不幸が似合う女優木村多江さんは今回も、笑ってるのに不幸そうな演技が見事にキャスティングにはまってます。

往年の名優さんたちが揃い踏み、なところは日本の企業映画にはお馴染みな感じですね~

その中に、懐かしの小島聖さんを発見しました。

日航にとってはクリティカル・ヒット(会心ではなく痛恨の一撃)この上ないでしょう。
「この作品はフィクション」といっても、御巣鷹山の名が出ている以上、「国航」は日航だと誰もが思うでしょうし(思う分には止められませんしね)。
映画化に際して日航が脅迫めいた警告文を発したのも納得の出来です。

しかし、それで日航の再建が上手くいかなくなると、ワリを食うのは、これまた真面目に働いてきた人達だと思うと、映画と同様救いがありませんね。

アフリカの描写にいささか問題を感じましたが、作りのしっかりした映画だと思います。
3時間半の覚悟を決めて挑んでください。

アフリカの夕陽はでかいですよ。

PS. 役柄からいっても、登場時間からいっても、鈴木京香さんよりも松雪泰子さんの名前が先に来るのは不思議でした。