2013年2月19日火曜日

ダイ・ハード

インディ・ジョーンズに倣い2代目登場です。
代替わりして続けるつもり?
どちらもお父ちゃん強すぎですが。
 
パトカーミサイルでヘリを撃墜した前作を超えるカーアクションがあるのかと疑いますが、今回は違うアプローチ。
激しさは前作以上だと思います。
ただコンセプトが「時間内に何台をスクラップにできるか」に設定されているような…
 
殴り合うシーンではなく、ヘリの機銃で撃たれる・爆発に巻き込まれるシーンが殆どなのでスタントさんにやってもらってるんだと思いますが、もし違ったら「本当にスタントさんにやってもらって、死んじゃうからおじいちゃん!」と叫びたくなる激しさです。
 
タフガイ過ぎてチェルノブイリにもノー装備で突入。
外部も内部も被爆しまくり。
濃縮ウランをたっぷり詰め込んだトラックやヘリが爆発し、おまけに(多分)使用済み燃料プールに落ちてる。
 
「髪は抜けるだろうけど」って、そんなんじゃ済まないって。
 
まあ、そんなとこにリアリティを求める作品ではないのでってことで。
 
完全に現場対応、バックアップなしなのに、親玉まで片付いちゃうがこのシリーズを安心して観られる理由です。
 
インビジブル・レインとどっちを観ようかと考えた時、TVスペシャルのアフター・ザ・インビジブル・レインがあれだと絶対映画本編もスッキリしない気持ちで見終えるよな〜ってなるでしょ。

ストーリーは面白いんでしょうけど。
 
スッキリ感を求めると、ついハリウッド作品を選んでしまうわけです。
 
しかし、アイアンマン3はかなり不安な幕開けをしそうです。
シビル・ウォーに突入かも。
 

2013年2月11日月曜日

今回、妹は無事に戻りましたが

またしても私のsurviver's guiltyが疼き始めました。
 
私は運良く逃げきれてしまったけど、謂れ無き暴力に苦しむ人がこんなに身近にいるなんて、と。
 
妹の失踪以来DV男が外出しなくなったと聞いて、家の中に隠されているんじゃなんていう最悪の想像もしていました。
とても口にはできませんでしたが。
 
何故か防音室がある家なんです。
めっちゃ怪しいでしょう。
 
いつ悪い知らせが入るかとビクビクして過ごす日々でした。
 
専業主婦の場合、逃げるというのは精神的・物質的両面で難しいですよね。
 
そういう人達の苦しみを引き受けてあげたいです。
 
私自身に大した余裕があるわけでは勿論なくて、今だって仕事がなくて自宅待機していることさえもストレスに感じる様な弱い人ですけど。
 
明日の心配はいらないけど、来月のことは分からないというのが実際のところですからね〜
 
 

2013年2月3日日曜日

レ・ミゼラブル

傑作ミュージカルの映画化というのは知っていても、セリフが全部歌だとやはり違和感があります。
すぐに馴れますけどね。
 
前評判通りアン・ハサウェイの演技が素晴らしい。
この作品の中でフォンテーヌだけが本当に生きて死んでいく様に見えます。
アンはダークナイト・ライジングでもセリーナ役が光っていました。
 
フォンテーヌが髪を切るシーンは、本当に切っているそうです。
あんな丸刈りにしたら、当分他の仕事できませんがな。
 
でも、数々の映画賞のパーティに出てるみたいですよね。
どんな格好しているのでしょう。
 
他にもエポンちゃん(エポニーヌ)が光っていました。
エポンちゃん、良い娘なのに親が悪かっただけなんですけどね〜
幸せになれないんだな、これが。
 
コゼットやマリウスと生き残る人は何か薄っぺらく見えて、死にゆく人にスポットが当たる作品でした。
 
ジャベールの執念だけは理解できませんが。
逃亡犯とはいえ、他の犯罪には手を染めていないジャン・バルジャンを極悪犯としてあれほど追う必要性があるのかと。
しかも、敬虔なカトリックの筈なのにsuicideってアリ?
 
お客さんの年齢層が高かったのも印象的でした。
高齢の方に馴染みのあるストーリーなのでしょうか。
キャスト的には馴染まなそうでしたが。