2012年10月21日日曜日

ハンガー・ゲーム

正直、評判には眉唾で見に行きました。
 
しかし、評判通りというかそれ以上です。
 
掴みは設定のシュールさです。
首都以外の12地区は搾取された上に、毎年12歳から18歳の男女各一人を生き残りゲームに差し出さなければなりません。
 
でも、一番シュールなのは、老いも若きも女子の正装(?)がワンピースなところかも。
ちょっと怖い、いろんな意味で。
 
主人公のカットニスだけに感情移入して応援するように誘導されているのはわかるけど、抵抗せずに「もうどうにでもして」と身を任せるのがこの映画の正しい楽しみ方です。
 
終盤で突然のルール変更に抵抗する二人の選択が潔くて好きです。
それに比べて、度々ルールを変更するゲームメーカーのみっともなさったら。
 
音楽は意識しないほどストーリーに集中していましたが、エンドロールでかかる曲の素晴らしさに早速ソングコレクションを注文しました。
 
原作は3巻あるので、多分後2作あると思います。
今回はゲームだけの話でしたが、次はいびつな世界に反発する人々が描かれるのでしょう、きっと。
 

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