2009年3月9日月曜日

失われた町

バスジャックと同じく、三崎亜記さんの作品ですが、こちらは長編です。

定期的に町が消滅する(正しくは、そこに住む人々が)という、シュールな世界で物語は進みます。

三崎さんは文系の筈なのに、よくもまあこうも難しげな架空の理論を思いつけるなあと感心しきりです。

読み始めは、難しげな専門用語に拒絶反応を起こしそうになりながらも、そこを越えてしまえば、三崎ワールドにどっぷりです。

昔、「さよならジュピター」を読んだときに似た感じでした。

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