2008年10月19日日曜日

この1年のこと Part1

去年の今頃の私は、1年後の自分が生きていると考えることができませんでした。

仕事も住まいも人間関係も宝物も、全てと言って良い程捨てて、ストーカーから逃れるために福井にやってきました。
死ぬときに最後に見るのがストーカーの顔ってのは、あまりに自分が可哀相なので何としても逃げることしか考えられなかったのです。反撃して殺すのも嫌だったし。
1年以上たった今も、ストーカーからの接触はないので、この作戦自体は成功したと考えても良いのでしょう。

しかし、対価は思った以上に大きかったのです。
情報漏洩を恐れるあまり誰一人にも相談することができませんでした。
逃げた後も、誰にも連絡を取ることができません。
唯一、同級生達だけが私を地元と繋いでいてくれるのですが、心の中の喪失感は大きく、自分の人生は終わった感じだけが強くなっていきました。

メインの人生は終わって、ロスタイムに入ってる感じだったと言えば良いでしょうか。
毎日2時間以上ウォーキングをして体は動かしているのに、一向に元気は出ず日に日に生命力が減っている感じで、これまた毎日図書館に行って好きな本を読んでも気持ちが盛り上がることもありませんでした。以前なら、毎日図書館に行けるという状況だけで興奮できたでしょうに。

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